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昭和初期の流行歌SPレコードを当時と同じように蓄音機で再生し、その魅力を動画で紹介するサイトです。
SPレコードは1分間に78回転で再生する古いタイプのレコードです。蓄音機は、手巻きによるゼンマイ駆動でレコードを回転させ、サウンドボックスに連結した鉄針で溝をトレースして音を出し、それを内蔵ホーンで大きな音にします(管楽器と同じしくみ)。
流行歌の時代は昭和3年(1928年)頃に始まりました。日本ビクター、日本コロムビア、日本ポリドールなど外資系のレコード会社が次々と発足し、電気録音による高音質のSPレコードの製造販売を始めたのです。やがて、多くのヒット曲、人気歌手が生まれ、流行歌は映画とともに庶民の娯楽として愛好され、広く普及していきます。昭和10年代前半は流行歌の全盛期でした。
しかし戦前・戦中の流行歌は、大ヒット曲を除いて、今では聴く機会もなく、忘れ去られようとしています。とても残念なことです。その魅力を若い人たちに知ってほしいと思い、明るく楽しい歌(おもに青春歌謡やジャズ・ソングなど)を選んで、蓄音機で再生している動画を2014年からYouTubeに投稿しています。2024年6月末現在、約420曲です。

このサイトは、これらの投稿動画を「歌手別」「作曲家別」などに整理して紹介するために作りました。個人の趣味ですので、歌手や選曲に偏りがあることをご了解ください。
タイトル下のサイトナビゲーションで歌手や作曲家のページを選んでください。

今月のオススメ(2024年7月) 3曲とも服部良一作曲です

①神戸裏山ハイキングの歌(昭和10年)林 伊佐緒、ミス・タイヘイ


②南国のセレナーデ(昭和12年)二葉あき子、コロムビア・ナカノ・リズム・シスターズ


③私のトランペット(昭和12年)淡谷のり子

 

先月のオススメ



先々月のオススメ



お知らせ

2024年7月9日 新しい70曲をホームページに掲載しました。赤字で示しています。
2024年6月30日 しばらくお休みしていましたが、2年半ぶりにYouTubeへのアップを再開(新たに70曲)しました。これからホームページへの連結作業を進めます。
2022年1月11日 過去に一度アップしたあとで削除した21曲を、著作権上問題がないことがわかりましたので、再度アップしました。
2021年12月31日 二葉あき子の16曲の歌詞をレコードから聴き取り、YouTubeのコメント欄に記載しました。CD「二葉あき子全集」に収載されている曲は除いています。
2021年11月19日 パソコンが故障しサイトの更新ができなくなっていましたが、本日復旧しました。
2020年9月7日 CD化されていない曲について、歌詞をレコードから聴き取り、YouTubeのコメント欄に記載することを始めました。第一弾は中野忠晴の35曲です。CD「中野忠晴とコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ」に収載されている曲は除いています。
2016年4月9日 「同じ歌」のページをアップしました。これで予定したページはすべて出来上がりました。
2016年4月8日 「テーマ別」のページをアップしました。
2016年3月29日 「作曲家別」のページをアップしました。
2016年3月18日 「演奏のみ」のページをアップしました。
2016年3月9日 「男性歌手2」のページをアップしました。
2016年3月8日 「中野忠晴」のページをアップしました。
2016年3月2日 サイトを立ち上げました。「今月のオススメ」と「女性歌手」のページをアップしました。